国内製造業の労働生産性が2008年度上半期(4―9月)に前の期に比べ0.9%下がり、約7年ぶりの低下を記録した。
受注減を背景に輸送機械や電子部品などの生産が低迷したことが響いた。金融危機の深まりで、2008年下半期ではさらに企業の減産が相次いでおり、日本経済の生産性はしばらく低下する傾向が続きそうだ。
労働生産性は就業者1人あたりで、どれだけ多くのモノやサービスの付加価値を生み出したかを測る指標で、生産や雇用関連の統計をもとに1時間あたりの生産量を示す。
社会経済生産性本部の試算によると、半期ベースで生産性が低下したのは01年度下半期(1.9%減)以来。
