2008年12月12日金曜日

社員のコスト意識を高める

未来工業という会社をご存知でしょうか。

電設資材のメーカーで、スイッチボックスでは国内シェアは8割ほどを占めている会社です。

2007年度の売上げは316億円、営業利益40億円。
業界トップの松下電工の営業利益率が5.2%なのに対して、未来工業は倍以上の12.6%に達するのだ。

なぜこんなに利益が出るのだろう。

商品に強みがあるのは間違いないが、それ以上に、開発、製造、営業、管理など全チームのコスト意識を徹底して高めているからではないだろうか。

本社のエントランスと廊下の電気はいつも消えている。
そして、社員の机の上にある蛍光灯も、不在の机の上の蛍光灯は消されている。
なんと、1本づつスイッチの紐がついていて、各個人が電灯を管理しているのである。

そして、約300人ほどが働いている本社に、コピー機は1台しかないというのだから更に驚きだ。
会議の資料は事前の回覧で済ませ、必要な部分はメモを取っておく。だから、コピー機の前に行列ができることもない。というわけだ。

社員が率先して、コスト削減を図ろうとしている。

どの社員に聞いても「こんなに働きやすい会社はない」という。
その最たる例が年間140日の休日、一切残業禁止という、大企業でも常識外れの労働環境の整備である。

社員のモチベーションが保てなければ、企業は生き残って行けない時代なのである。

顧客満足よりもまずは、社員満足ができているかどうかだろう。